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お盆休みとギックリ腰

お盆休み、ゴールデンウィーク、年末年始、のような長期休暇直前に、ギックリ腰で動けなくなるケースって意外と多いのです。

 

一般的にいうギックリ腰とは、発症から4日間くらいは全く動けず、5日目から徐々に回復し、1週間目には、日常に差し支えないくらいになるというものです。

 

椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症のように、長期に渡る腰痛とは別のものです。

 

このギックリ腰、誰もが知っているものでありながら、そのメカニズムは謎に包まれています。

 

はじめて体験した方などは、あまりの痛さにビックリして病院に駆け込みますが、

 

レントゲンを撮っても、骨や椎間板ほぼ異常なしという診断になることがほとんどです。

 

「典型的なギックリ腰ですねー。湿布と痛み止めを出しておくから、しばらく安静にしていてください」と言われるくらいです。

 

因みに当院では、湿布も痛み止めも出さずに、「しばらく安静にしていてください」となります。

 

なぜ矯正しないのかって?

 

それは、歪んでいないからです。

 

体の痛みというものは、歪み=痛み と決まっている訳ではないのです。

 

体が、今から痛みを出すぞー!って決めたら、どこも歪んでいない場所でも自由自在に痛みをつくり出せるんです。

 

特にギックリ腰の場合、発症から3日目までの間は、下手に施術をすると余計に痛みが増してしまうので、手出しができないのです。

 

5日目あたりになると、勝手に回復してくるので、たまたまそのタイミングで治療を受けたりすると、その治療が効いたように勘違いしがちです。

 

そんなギックリ腰ですが、体は、この症状を使って何を伝えようとしているのでしょうか。

 

まずギックリ腰の場合、腰の痛みで全く動けないのですが、頭はハッキリしています。

 

考えることを妨害する頭痛とは真逆と言えます。

 

動けない体で、自分の人生をあれこれ考える。

 

そんな時間を強引につくっているようにも見えます。

 

お盆休みのような長期休暇を狙って引き起こすのも、会社への迷惑を気に病むことに思考がいかないようにということかもしれません。

 

ギックリ腰になった人がまず思うことは、

 

このまま一生動けないのではないか・・・

 

一晩寝たら、この痛みも落ち着くのではないかという淡い期待も、朝の激痛で打ち砕かれる。

 

そんな日が3日も続くと、そんな気持ちにもなる。

 

セミナーなどで、明日自分の命がないとしたらあなたは何をしますか?なんて問われるよりも、

 

よりリアルに自分のこととして向き合う時間。

 

その時間が、その後の人生の選択に大きく関わってくる。

 

そんな未来を見越して、体は、今、その時間を強引につくってくれているのかもしれません。

 

■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。

 ※解読による症状の変化には個人差があります。

 ※解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。

 また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。

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こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら

解読カイロプラクティック

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