痛みやコリは身体からのメッセージ

カイロプラクティックの意味は、ラテン語で「手による技術」。

しかしわたしが今行っている矯正は、手技をほとんど使いません。

なぜならほとんどの骨のゆがみは、身体からのメッセージを解読すると、自然に解除されるからです。

 

わたしは30年以上カイロプラクターとして人の骨を診続けてきました。

最初のころは、その名称どおり、手技でバキバキ矯正していました。しっかりと矯正技術は学んでいるので、歪みはすぐに矯正できます。しかし、1週間後にはまた同じ場所に歪みが再発しているのです。

それでも根気よく矯正を続けていれば、徐々に歪みが少なくなっていくと思いきや、実際は歪みかたが段々と強固になっていきました。同じ薬を飲んでいると段々と効かなくなるように、同じ矯正を続けているとそれも効かなくなるのかなと感じていました。

 

そんな折、腰椎の1番上の骨(腰椎1番)が歪んでいる人が数名続いたことがあり、そこで奇妙な共通点に気がついたのです。

「あれ?腰椎1番が歪んでいる人達って、話す内容が同じ気がする」

気になったので、腰椎2番が歪んでいる人達、胸椎3番が歪んでいる人達、とグループ分けして、それぞれの共通点を探りました。

やはりそこにも奇妙な共通点がありました。

この骨が歪んでいる人は、この食材を毎日食べている。

この骨が歪んでいる人は、こういうストレスに直面している。

この骨が歪んでいる人の近くには、こういう行動をとっている人がいる。

 

 

ある日、いつも腰椎1番の歪みが再発していた方の歪みが再発していなかったのです。

もう1年以上も繰り返してきた歪みがいきなり止まったのです。それから1週間後2週間後を様子を見ましたが、一向に歪みが再発する気配がありません。

 

不思議に思ったわたしは聞いてみました。

「〇月〇日から急に歪みが再発しなくなったのだけれど、その頃にいつもと違うことが起きていませんか?」

 

するとその患者さんは、「今までこういうストレスに直面したとき、Aという対処法をとっていたのだけれど、ちょうどその頃Bという対処法を思いつき、それを実行したのですが、それですかねー?」とおっしゃっていました。

この時はまだ1例目なので確信まではいきませんでしたが、何か大きな可能性を感じていました。

 

それから腰椎の1番上の骨の歪みをくり返している患者さんたちを徹底的に調査してみました。

すると、腰椎1番型のストレスにさらされたとき、みんなAという対処法をとっていたのです。

そこで、その方たちにBという対処法を試してもらうと、歪みの再発が起きなくなったのです。

 

どうやらこの歪みは、彼らが直面したストレスに対して、Bという対処法が有効だと知らせるものなのかもしれない。

そう感じたわたしは、骨のゆがみを体の言葉ととらえ、それを解読することで体に歪みを解除してもらうという矯正法に切り替えました。

それからは驚きの連続でした。

時には、信じていた常識が根底から覆ることもあります。

  

ではそのメッセージはどうすれば見つけることができるようになるのでしょうか。

そのヒントをこれからこのページで発信していこうと思っております。