肩甲骨と肝臓(4)

気をとり直して昨日のつづきです。

 

自分の気持ちを伝えたいときに、感情の単語を省略すると、相手を攻撃することばになってしまう。

そのことを知らせる肩甲骨。

そしてその肩甲骨のコリとセットでバランスを崩しやすい内臓が、肝臓です。

 

お酒を大量に飲んでいるわけでもなく、薬を大量に摂取しているわけでもないのに肝臓のバランスが崩れるときは、感情の言葉を省略することによる誤解が発生している可能性があります。

 

さらに、同じ空間に長くいる相手に対して、感情の言葉を言わずに、「見ていれば分かるでしょ!」のような圧力をかけると、肝臓のバランスはさらに大きく崩れていきます。

 

この「見ていれば分かるでしょ」という圧力への警告は、肩甲骨だけではなく、目のトラブルも引き起こします。

それは目の疲れからはじまり、視野が狭くなってきます。

体は、分かってほしい気持ちは言葉で伝えさせたいので、目を使うコミュニケーションを義務にしようとすると、その目を封じようとするのです。

 

肝臓は、この目のトラブルを発生させるために自らバランスを崩しているのかもしれません。

 

こうして解読を進めていくと、体がつくる不調は、ただ自分を苦しめるためのものではなく、何かから必死に守っていることが分かります。

 

ちなみにこの肩甲骨のコリや痛みも、相手を攻撃することが目的ならば、痛くはならないのです。

ただ自分の辛い気持ち、さみしい気持ちを知ってもらいたいだけで、攻撃するつもりなんて全くないのに、じぶんの発した言葉が知らない間に大切な人を攻撃している時に発動する警告痛なのです。

 

さらに体は、そのことを責めてはいません。

言葉というものは、受け継がれるものです。

関西の人が関西弁をつかうように、フランス人がフランス語を使うように、親やまわりの人たちが使っている言葉を聞いて覚えた言葉を使っているのです。

あなたが感情の単語を省略した言葉を使っているのは、あなたが成長する場所で使われていた言葉を使っているだけです。

そして、あなたのわりの人が感情の単語を省略した言葉を使っているのは、その人達が成長する場所で使われていた言葉を使っているだけです。

教わっていない言葉が使えないのは、あたりまえです。

体はそのことを知っているから、決して責めてはいません。

 

でも、その言葉が誤解を生みつづけるのも事実。

だから、自分の気持ちを相手に伝えるための新しい言葉を生み出そうとしているのです。

 

解読は、間違い探しではありません。

 

発明です。

 

つづく