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こどもの虫歯を発生させるコミュニケーション(2)

複数で1人に対して指導や説得を行うと、その1人の方に虫歯が発生しやすい。

 

その行為が、その1人のために行われたものであればあるほど、虫歯の発生率は高くなります。

 

体はなぜこのような形で警告を発生させるのでしょうか。

 

それは、複数に指導や説得をすることが、本当にその人のためにになってしまったら、

それは正しいコミュニケーションとして繰り返され、受け継がれていってしまう恐れがあるからです。

 

ですから体としては、指導や説得の内容がどんなに常識的で理にかなっているものだとしても、その指導が1人に対して複数で行われた場合、その結果がろくなことにならないと印象付けたいのです。

 

体は、指導の内容より、コミュニケーションの形態のほうを優先するのです。

 

ではなぜ体は、複数対1で行われる指導や説得をこんなに警戒するのでしょうか。

 

実はわたしたちは、複数で何かを行うと、支配の感情が湧いてくるのです。

 

動物の体は、同じパターンが繰り返されると、後天的条件反射が出来上がります。

 

有名なものでは、パブロフの犬の実験です。

 

犬に餌を与える時に必ずベルの音を鳴らしていると、やがてベルの音をきくだけで唾液を分泌するようになるというもの。

 

そして人間は、太古の昔から、生活のための狩りをするときは、チームを組んでいました。

 

チームで狩り。チームで狩り。チームで狩り。

 

このパターンを繰り返すことによって、複数で同じ目的を果たそうとすると、体は、

 

「あ、今、狩りがはじまった」と思うのです。

 

そして、狩りに適した体に変化します。

 

その代表的な変化は、獲物を支配しようとする感情の発生です。

 

釣り人が魚を釣った時、その魚を海や川に戻すのか、殺して食べるのか、100%釣り人の権限で決めます。

 

それは、完全なる支配です。

 

さらに体が狩りモードに入ると、獲物の痛みに鈍感になります。

 

狩りとは、獲物を殺生して食べることです。

 

獲物の痛みに心が痛んで殺生できなければ、群れの人々が飢えて滅んでしまいます。

 

学校のいじめが狂暴化するのは、このシステムが働くからです。

 

ですから、感情を伝える目的のために、2対1の形をとると、それは相手を支配するコミュニケーションになるのです。

 

この支配する相手が、獲物であれば何の問題もないのですが、

 

仲間同士であった場合、お互いを支配し合う関係になってしまいます。

 

これは言い換えれば共喰いです。

 

共喰いが続けば、群れは崩壊へ向かいます。

 

人間が生き延びるためには群れをつくる必要があるため、その群れを維持できないコミュニケーションが広まることは、人類存亡の危機となります。

 

そのため体は、仲間同士が複数対1で支配するコミュニケーションを、あの手この手で妨害するのです。

 

今でこそ虫歯ができたらすぐに歯科で治療してもらえますが、昔は、虫歯が命を脅かす病につながっていたはずです。

 

虫歯が悪化すると、虫歯菌が毛細血管に入り込み、血栓をつくることがあります。

 

それが心臓で詰まれば心筋梗塞。脳に詰まれば脳梗塞です。

 

複数対1で説得された内容が、理論的に絶対に成功する内容であっても、そうなる前に命を奪う準備をしているのかもしれません。

 

それにしても、体は警告の形をなぜ虫歯にしたのか。

 

わたしは、派閥を歯抜にかけているのではと考えています。

 

体はメッセージをよくダジャレで伝えようとします。

 

もしかしたらこのメッセージにに気がついた昔の人が、後世の人がダジャレで解きやすいようにと、歯を「ハ」と名付けたのかななんて勝手に想像しています。

 

テレビを見過ぎているこどもの目を心配して注意をする。

 

この子の将来のために今勉強をさせなくては。

 

複数対1になってしまう背景には、こどもの幸せを強く願う親心があります。

 

そして家族が揃ってお家にいる時は、複数対1になる危険度が上がります。

 

この投稿が、こどもの歯を守る作戦の参考になれば嬉しいです。

 

次回は、体が虫歯をつくる時の骨の歪みをご紹介します。

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