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前かがみの後、腰がすぐに伸びてくれない理由(1)

椅子から立ち上がるときや、 前かがみの姿勢から体を起こすとき、

腰がすぐに伸びてくれない。

 

仕方がないので上の絵のように、膝を曲げて体を起こし、徐々に膝を伸ばしていく。

 

このような状態になったかたは、この症状をこんなふうに表現します。

「骨盤が固まってしまったようだ」

「急におじいちゃん(おばあちゃん)になってしまったようだ」

 

体を診ると、腹筋群が一斉に筋力を失っています。

腹筋は、腹腔内の圧力をコントロールして、椎間板への圧力を軽減させる働きを持っています。

簡単にいうと、お腹の中の風船の空気の出口を塞いで、エアクッションのようにするのです。

そのため腹筋が使えないと、腰を前屈させた状態からまっすぐに戻すとき、重力がもろに椎間板に襲い掛かります。

このままだと簡単に椎間板が潰れてしまうため、 骨盤周りの筋肉全体がコルセットのように固くなり 、腰を起こす動作をさせないように防御するのです。

それなのに無理して腰を起こそうとすると、腰が痛むのです。 

 

このような腰痛が、最近、個人事業主や中小企業の経営者の間で増えています。 

 

この腰痛は、自分のの会社が急激に衰退していくスイッチが入ってしまったことを示唆しています。

 

これはメッセージの内容が非常に重いものなので、 マッサージやストレッチなどでは、この現象は止まりません。

 

この曲げたらすぐに伸びてくれないタイプの腰痛が 

最初に発生する瞬間の共通点。

 

それは、

 

重要な決まりを守らない人に対して、なーなーの対応をしています。

どんな感じかというと、次の例を参考にしてみましょう。

 

(例)Yさん(50代男性 社長)

症状:腰を前屈したら、すぐに伸びない。

発症のタイミング:社員のひとりが頻繁に遅刻をしてくるため、他の社員に不満が出ていました。その時Yさんは、遅刻をしてくる社員を擁護する発言をしました。

その瞬間、腰が曲がって伸びなくなってしまいました。

 

解説:頻繁に遅刻をしてくる社員の家庭は、小さなお子さんがいるため、出勤時間にトラブルがあるとどうしても遅刻をしてしまう。

Yさんはその事情を知っているため擁護したのです。

このとき、体は、それを毎回許し続けると、他の社員に対して、時間を守らなければいけないというルールを徹底しにくくなってしまう恐れがあると判断したようです。

これを体の言葉に翻訳すると、 

「ここを曲げると、元に戻れなくなるよ」

腰を曲げたら元に戻らない症状で表現したと思われます。

そして、そのなーなー体質がやがて会社の秩序の崩壊となり、一気に会社が衰退していくのです。

それを、「急激におじいちゃん(おばあちゃん)になってしまった」と感じさせる症状で知らせようとしているように見えます。

 

対策:Yさんは、頻繁に遅刻をしてくる女性と、契約の見直しをしました。

新しい契約は、家の都合で遅刻しても大丈夫な仕事に変更し、遅刻した分の給料の減額ができるようにしました。また、その旨を、同じ部署の社員に周知させました。

 

結果:契約の見直しを行った直後に、腰の固まりは消失し、曲げてもすぐに伸ばせるようになりました。 



さて、このような腰痛は元々一定の割合で発生していましたが、なぜ最近急激に増えたのでしょうか。

 

つづく

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